2005年11月17日

続・まんぷくぷく

昨夜の「まんぷくぷく」はあかりちゃんの車のなかから、ちまちま送りました。
 
葉子ととりこといっしょに、おでんをはふはふいただいてあかりちゃんがくるのを待っていたけれど、仕事がおして遅くなりそうだということで、ご対面は次回に持ち越しになった。
 
ふたりが帰ってしばらくしてから仕事帰りのあかりちゃんの車で、これからことらがうちで使う灯油を買いに出かけたのでした。
 
前の晩は売り子ともだちのかよがお泊りにきて、4人で朝まで話し語りしていたせいで、あかりちゃんは寝不足だろうと思った。そんななか妹の約束を守ろうとしてくれて、どうもありがとうと、わたしは伝えたかった。
 
なんだかほこほこした気持ちになって、買物に行ったあかりちゃんを車のなかで待ちながら、わたしはメールで投稿したのでした。
 

 
でも、家に帰ってからそのきもちはからからに干からびて、風にふかれてどっかに飛んでってしまった。
 
  
おでんをつつきながら、あかりちゃんはことらとばかり話をするから、わたしは今のうちに宿に帰るための荷つくりとか、いろいろひとりでできることをして、きちんとお礼を伝えられるように、ふたり時間をつくっておこうと思った。明日の朝は早いんだと聞いていたから、そのほうがいいやと。
 
スタンドに出かける前にことらと言い合いをして、わたしはことらにむしゃくしゃしていたのはたしかだ。 
 
だけどあかりちゃんはわたしと会話するときよりもあきらかに、丁寧に聴く耳をもち、きちんと自分の考えを伝えようと言葉を選んでいるように感じた。
 
これは気のせいなんかじゃない。
 
あかりちゃんがわたしにこういう話し方をしたのは、会って最初の2日間だけだった。あとはもうずっと長いこと、あのひとはわたしと会話しようとしてくれなかった。
 
いっしょにごはんたべてても、こしらえたわたしのことはどっかの社員食堂のおばちゃんぐらいにしか考えていないようにみえた。
 
なんだか悔しくてたまらなかった。
 
ずっと待ってた予言が実現して、うかれてあれこれ頑張りすぎたわたしにも。
嘘ばかりついて、約束を破りつづけることになんの罪悪感も感じず、わたしの友人のまえでだけは調子よくしゃべくりまくってる妹にも。
ちゃんとお礼を言いたいのに、さっぱりふたりで話せないことにも。
 
葉子が買ってきてくれたずんだプリン(すんげーうまいの)をたべながら、どうもありがとうねときちんと話したかったのに。
 
ほとんど荷つくりもすんだころ、茶の間のふすまがばちーんとすごい音を立てて開いた。
あかりちゃんが、ふざけて強く開けたのだ。
 
わたしはその音にびっくりして、なんもいえなかった。
ああ、やっと話せるやと安心するのと、あかりちゃんがさっさと帰り支度をはじめたのと、一体どっちが早かったのか。
 
「あなたに怒ってるんじゃないよ」と2度言ったけど、なんの答えも返ってこなかった。
このひとはわたしのことらに対しての態度に、腹を立てているのだ。 

そしてあかりちゃんはそのまま、なーんも言わんで出て行った。
玄関の戸が閉まる音が、ちいさく聞こえてきた。
 
ぼうっとしたあと、もやもやしたまま宿屋に戻るのはいやだと思って電話した。
だけど出てはもらえなかった。やっぱりな、と思いはしたけどさ。
 
しかたがないので手紙を書いた。
あのひとが、これを読むのはいつだろう。
 
つぎに会うのはいつだろう。
きっと、そのころはもう雪が降ってるかもしれない。
 
posted by 杜美 at 13:47| 宮城 ☁| 会った、ひと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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