2005年04月29日

道、未知、満ちる

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↑床の間に飾られたお花をみるのは久しぶりだった
 
「否定から入る肯定はつよいよ」と、こないだ透子が言った

思い当たるふしが多すぎた
会った人や すきになるものや わたしはそういうのがたくさんある

その後、ツタヤで借りてきたCDは「戦ぎの手紙」といって
クラッシュ・イン・アントワープってバンドの音だった

マキシが写真集のようなつくりで、しかも歌詞がものすごく好みだったのね
なんつっても曲名がいいじゃないか ”そよぎのてがみ”だよ?

うきうきして聴いたものの わたしは ああ、うう、とうめいておった

とても残念なことに歌い手の声が 苦手だったのだ 
もっと低い声を 勝手に想像してたので

グレイプバインは歌詞も音も世界観も ストライクゾーンがっちりつかんでるのに
あの田中さんの声がどうしても受け付けなくて避けて通るしかなくてさ
またか と思わざるを得なかったのだ

MDに落として次の日マキシは返却したけど
ここ数日なんでか聴きたくて聴きたくてしょうがなかった

昨日も今日も我が家には「戦ぎの手紙」がかかってて
のどが渇いたときのつめたい水を飲むみたいに わたしはひたすら聴いていた

人の名前や歌詞のおぼえがすこぶるわるく 紙に書かないと頭に入らない
もしくはひたすら聴きまくって歌って 全身で覚えるんだけど

かつてあっちゃんが「焼け野が原」を歌いきっていなくなったのち
実家ではひたすら「サングローズ」がかかってて わたしは歌いまくってて
しまいには家族が歌を覚えてしまったほど とにかくしつこく聴きつづけるんだわ

細胞がよ たりないたりなーい、もっとくれ!ってさかぶ(叫ぶ)んだよな
まだまだどんとこい いくらでも浴びせかけとくれとせがむんだ

数年前のあの感覚を わたしは思い出してたのでした
 

今日は 国分町(たぶん、みちのく一の繁華街)に行ってきた

ずっとずーっと行きたかったところをやっと見つけて
こういうひとに会えたらいいな こんな場所でこういうことしたいなと
願ってやまなかった場所に 運良く流れ着くことができて うれしくなった

うわーい やっとこさ辿り着いたぞ、とまあ興奮しまくりよ
四万十で緑色の夕方を過ごしてるときのように 気持ちが満ちておった
あれもこれもみんな ここに来るために必要なことだった うひょーっ!てさ

画像はその場所の一角で 開いた窓からは、もわんとした風が入ってきた
春なぞ軽くとびこえた、これは夏の風だろうと思った

ほくほく気分で帰宅して 騒ぐ細胞を鎮めるべく、音をかける

なんでこんなに気になるんだろうって、口ずさみながらネットで検索したら
このバンドが仙台で結成され、しかも去年の10月にすでに解散してることを知り
わたしは画面をみてひとりで騒いでおった 「なぬ?」とな

いてもたってもいられなくなって ごはんもつくらずツタヤに走った
一枚だけ出たアルバムを借りてきて、いま詞を読んでたらね

 ぼくらはそよいでく、すばらしきみちへ
 さあ、すばらしきみちへ
 


この歌はこのフレーズでしめくくられるんだけど
てっきり「道」だと思ってたのが かたっぽは「未知」だったと知ったわけ

この歌が出たころ、石巻の本屋の2階にあるレコード屋で視聴したことがある
きっとそんときも「道」を「未知」だと知らないまま
「ああ、声がだめだー、おしい!」って、手にとらず仕舞だったんだろう

しばし間を置いたらば 細胞が手を伸ばさんばかりに音を呼ぶなんて知らねえで

うれしいことがあると じゃあ今日をしつこく忘れないようにと
たくさんすきなことをすんべ、いろんなうれしいを増やしちまえと
わたしは意地になっていろんなことに手を出したがる

さぬき小町でしょうゆうどんをたべ 東口のまんが喫茶であれこれ読みまくり
仙台駅2階のケーキ屋で半額のロールケーキを買い
ツタヤでは昨日歌えなかったドリカムの「何度でも」を200円
長く探してた「がんばっていきまっしょい」のサントラを100円で買う

未知の道を歩いて、本日わたしはとっても満たされた

どんだけ心をぶん殴られても 痛くて血がだーだー流れても
そっぽ向かれても 踏んづけられても 忘れられても

ずんずん歩いてけば いつか流れに乗っていきたいところへ辿り着く

そういうふうにできている
わたしはそう信じる
 

またあした
 
  
けいたい用の道しるべ
けいじばん
posted by 杜美 at 01:16| 宮城 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 歌、うたう・きく | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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