2006年02月28日

海辺をとことこ



↑やっとやっと、海岸を散歩しました


はじめてお休みをいただいたので、夕方散歩にでかけた。

曇りだったから、ちと肌寒い。襟巻きをまいて大正解だ。

昨日は朝から晩までの通し勤務で、お昼の客に栓抜きを貸したら持ち帰られてしまった。

河口湖で買った水晶をつけた愛用品だったんだけどな。
これからどこに行っても一緒に連れ添っていてほしかったのによ。ざんねん。

ここ数日、いまの宿の仕事について考えさせられることが多くて、めずらしくうんうんうなってばっかいた。

なんでだろう
どうしてだろう

こればっか

でもおなじ派遣の子はみなよい子だし、温泉には毎日入れる。

だけど宿のほかのひとたちの多くは、いつも嫌々働いてるようにしか見えない。聞いたらそれなりの理由があるみたいで、やけに納得した。

知るのと知らないのとではでっかい違いがある。

海に出たあとコンビニで、おやつとトリノ五輪の便乗商品が半額だったので袋ふたつぶん買い込む。

明日も休みのはずが、おかみさんに出てくれと頼まれたため返上に。
洗濯もすんでるし、まあいいや。

ああ、おなかいっぱいだ。

コナン10周年だってー。長いのぅ。


…というのを昨夜更新したのに、反映されんかった。なんでだろ。アドレスまちがいかな。

はじめて朝風呂に入ってきた。

頭をへりにのっけてよ、ぷかーっと浮かんで目をつむる。
きもちよいけどここのお湯はすこしぬるぬるしてるから、しばらくすると頭が滑り落ちてしまう。気を使う。

風だろうが海鳴りだろうが、みえてなければどっちがどっちかなんてあまりたいしたことじゃない。

昼からは派遣のみんなと、内務のおばちゃんと買物へゆく。


…というのを送信したが、やはり反応なしだった。ネットカフェで確認してみたが、原因がわからんばい。

さて、こんどはいかがなものか。
posted by 杜美 at 21:49| 宮城 ☁| おでんわぶろぐ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月23日

生活必需行為

ものの見事に寝坊しました。
なんだかいい夢をみて、起きたらば、もう。

遅刻しました。7分。


いまの毎日に必要なもの。

・おたのしみグッツ(本とかまんがとか歌とか)
・ポテトチップス
・お茶か100%ジュース

それから、

・ほどよい時間の睡眠

↑やっぱこれ大事だわー。
ということで今日もお昼寝します。
posted by 杜美 at 10:28| 宮城 ☁| ちょこっと、さらっと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

眩しすぎる日の終いに

部屋出し初日は4部屋担当だった。

いきなりそれないだろうと、宿にひと言言いたいところだけれど、今日のわたしはこわいもんなしだ。

「音速パンチ」がやってくるから。

とても暖かい、むしろ2月なのに日焼けでもしそうな勢いの陽気。
海には光が反射して、きらきらきらきら眩しすぎる。目を開けていられやしない。

中抜けの時間に、トリノの荒川静香さんのSPをみて、じわじわと鳥肌がたつ。滑り終えたあとの表情が胸を打つ。

ああ、よかったなあ。

メダルうんぬんじゃなくて、自分で満足いくことを成したひとはこんなにも力強い表情を歴史にも、人々の記憶にも刻むんだ。


めずらしく早く仕事が終わって、臨時収入(チップ)も方々でいただいたため、ユキちゃんに風呂上がりにアイスをたべようぜともちかける。

何度でも言おう。

わたしはおたのしみがあると、太っ腹になるのだよ。自分ばっかりこんなにうかれてていいのかなーって考えちまうからよ。

今日から相部屋解消で引越したユキちゃんのお部屋で幸せ気分でごろごろしてて、起こされて寝ぼけまなこで自分の部屋へ帰った。

荒れ果てた場所で、眠る前にいっぺんだけ聴こうとCDの封をあける。

電気をけして、待ち望んだその音にだけ没頭する。


音を待つのって、なんて贅沢なことだろうと思った。

5年まえ、いちどは閉ざされたはずだったのに。

ああ、これだ。
ほしかったんだ。
ずーっとほしくてほしくてしかたがなかった。

そりゃあもうSINGER SONGERの比ではなかったのだった。

5年ものあいだ、じっくり煮詰めたジャムみたいなCoccoの純粋音は、寝ぼけたわたしの目をこじあけて、ぼろぼろとあったかい水をあふれさす。

カップリングの2曲はCocco色がつよくて、水はますます勢い増す一方で。

この音に、声に反応できるうちはわたしは大丈夫なんだ。

いつも再確認する。

そういう指針となる音楽は、すこしあればいい。たくさんはいらない。

聴きましたか、音速パンチ。どしゃ降り夜空も流星群も。

あなたのもとにも、
あのひとのところにも、
この音が届いてるといいのに。

そしたらたずねてみたい。
あなたはどんなとき、だれと、どんな気持ちで聴きましたかと。

わらってる?
忘れてる?
おこってる?

祈ってる?



まぶしいいちんちだった。あと数時間で、夜も明ける。
寝坊しないようにしなくちゃ。

おやすみなさい。
posted by 杜美 at 02:42| 宮城 ☁| 歌、うたう・きく | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月20日

一人前になったなら

image/sonohi-2006-02-20T11:48:00-1.jpg
↑おかみさんにいただきました。鳥のかたちの人形焼き。


昨日の中抜けはじっくり昼寝をしたので、夜はコンビニに出かける余裕があった。

歩きながら電話をかける。

相部屋は思ってたよりも快適で(同室の子はユキちゃんといって、九州のおねえさんだよ)、そんなに苦しくはないけども、やっぱり電話の通話はひとりのときがいい。

下っぱのわたしの目から見ても、ここの宿のルームさんの仕事は、どうもこまかいところの仕事の段取りが悪い。

したがって午後出勤してから夜にあがるまで、休憩というものが全くない。お茶のんでひと息つくなんて時間はもちろんない。

人手が足りないなら足りないなりの工夫が必要だと思うんだけどな。

仕事が一人前にできるようになったら、わたしに許される範囲で創意工夫に励もう。
posted by 杜美 at 11:48| 宮城 ☀| 考えて、みる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月17日

要くんについて

image/sonohi-2006-02-17T23:11:10-1.jpg

いきました、ファミマ。
買いました、すきなもの。
新商品と、関東限定のやつだよ。


要潤をみてると、なにかを思い出しそうになる。
なにか、が何なのかもわからないんだけど、テレビで見かけたりするとちょっとうれしい。

いい夢をみたあとみたいな気分にるので。
posted by 杜美 at 23:11| 宮城 ☀| ちょこっと、さらっと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ファミマと砂浜散歩

昨夜の更新はブログのメンテナンスとかぶったらしく、朝4時などというとんでもない時間に行われた。送信したのは22時半ころだったが。

よくあることだけど派遣会社の言い分と宿の指示がまったく違い、靴下とスカートが必要になった。

わたしが使う分のエプロンも今ないというので、宿の車を使って買いに行ってと頼まれた。
まあ、なんとアットホームな。

海岸沿いを走ったら、波乗りをしてるひとを発見。
ああ、ここは暖かいんだなあ、宮城じゃないんだなあとしみじみ。

ネットの地図(マピオン)で予習したときは、近所にコンビニは見当たらなかったけど、すぐそばにファミマが!
最近できたんだってさ。

おやつたべたくなったら無印のバームクーヘン買いに行こう。フライドポテトもたべよう。うひひ。

でもそれより先に、砂浜を散歩しとこうと思う。

目のまえの大きな水たまりが、あのひとのところにも、あの子のところにも、ちゃんと通じてるんだと確認するように、しっかり砂を踏んじめよう 。
posted by 杜美 at 13:12| 宮城 ☀| おでかけ、する | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

海は見てません、まだ

到着早々、おかみさんに言われた。

「じゃあ、今日から入れる?」

仕事で使うスカートも、すね毛をそるための剃刀も、荷物を置いてから買いに行くつもりだった。

どうやら相当な人手不足とみた。

スカートとエプロンは借り物で、ミーティングでの自己紹介のひとつもせぬまま、着替えて化粧して、もりもり働いてきたさ。

え、すね毛?
無論そのままさ。

どんな仕事もだけど、仲居はとくにはじめの10日がしんどいはずが、そんなの思い出す余裕もないほど、ふつーうに働いた。

そもそも初日から部屋出し(夕食の)をさせていただくなんざ、まずありえないことだしな。

客室の窓からは、夜の海がみえました。真っ暗だったけど。
posted by 杜美 at 04:43| 宮城 ☁| びっくり、する | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月16日

忘れものはございます

新幹線の指定席に乗るのは久々だ。

現在、目下東京に向かってる。こまちの禁煙席窓際。

昨夜はでかい荷物をみっつかかえて、とりあえずタクシーが通りかかるまで歩こうと思ったら、結局目的地までずんずん進んでしまった。あっけないもんだ。

それも暖かいからできたわけで、今朝は雪が降る中立ち止まってタクシー待ち。

新幹線の時間まで、東口のBiViでのんびり。

半田屋で天ぷらうどんをたべる。

くらりんにメールを送ったら、食べ終わるころに「おまえはおっさんか」と返事がくる。

朝の半田屋はおじさん率が高いのです。見渡すかぎり、おじさまだらけ。

アイカフェで「9番目のムサシ」を読む。

いつも頼むモーニングプレートが、今まででいちばんおいしかった。作ってくれたひとにお礼言いたい!と思ったくらい。

宿に送った荷物にはまんがを入れなかったので、ひとまず一時的に読み納めだ。でもミラージュと十二国記は全巻つめこんだよ。

ほかにいつもの本と日用品つめたら30キロ越えちまったので、コンビニのカウンターでドライヤーを抜きました。自転車も、送りました。

そして、たったいま気付いて叫びたくなったんだけど、せっかく持ってきたマイ枕をくらりん宅に忘れてきた……。
ううっ、これは痛いぜ。なんか荷物軽いと思ったんだよな、あぁ。

というわけで、南下してます。
posted by 杜美 at 11:14| 宮城 ☔| 忘れぬ、ように | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月14日

そっくりさん、歯を飲む

ふくちゃんのうまいカレーをみんなでたべながら、「N's あおい」をみていた。

出てきた子役が、どうもわたしの子供時代にそっくりらしい。
おとんは「生き写しだ!」とまで言いおった。


夕方には、くらりん(仮名)がメールをよこした。


「差し歯を飲み込んじまっただ」とあった。


あいかわらず、まんがのネタにでもなりそうなことばかり、しでかしていらっしゃる。
posted by 杜美 at 22:22| 宮城 ☁| ちょこっと、さらっと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月13日

六花亭に想う

image/sonohi-2006-02-13T17:31:35-1.jpg

↑六花亭のチョコを買いました。
レーズンサンドは売り切れ、ざんねん。

山梨にいたとき、りりにもらった乾燥いちごがまるまる入ったチョコをみつけて、つばがどっと出る。甘酸っぱくてうまいんだよ、これ。

とくべつなプレゼントをみつくろうよりも、自分がたべたいのをいっしょにたべようと思ったのだった。

トリノオリンピックのモーグル女子予選みながら、箱を奪い合う。

譲り合いの精神などそこにはない。まったくない。ひとつでも多く自分の口に入れたいだけで、思いやりのかけらさえもない。

遠くにいても、どうかすこやかでいてほしいと願ってるひともいれば、触れるくらいちかくにいてもやさしくできないひともある。

距離の問題ではないのだなと思う。
さいごにふたつ残ったいちごのチョコを、いっこずつわける。

終わりよければすべてよし。
 

午後にうちに帰ってきて、こたつに入ってそのまま昼寝。
ああ、なにもせぬまま陽も暮れた。栗駒の栗だんごをたべて、パソコンをひらく。
 
この文章も、昨夜メールで投稿したのに反映されていない。電話をかえてからというもの家族の番号を登録しまちがえてよそのひとに間違えてかけてしまい、折り返しにびっくりしたりと、どうもぱっとしない。

パソコンを持っていければよかったけれど、こんどの寮はふとんしかないとこらしいので荷物は控えめにすることにした。また携帯でんわでちまちま更新することにする。
 
ひとたびもう会わないときめたにいちゃんの糸は、切らずににぎっておく。
ばかだなあと、周りはあきれかえる。やめなさいと首をふる。

でも、わたしは「わからないまま」でいるのがいやだ。
ただほれたはれたと言い切れるなら、もっと事態はかんたんだったのだけど。そういうんじゃないから始末に困る。

とりあえず海っぷちから、手紙を書こうと思う。
 
posted by 杜美 at 17:31| 宮城 ☁| おでんわぶろぐ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月09日

海へゆくまえに

 
わたしの髪の毛は、黒い。
 
いままで染めたことはいっぺんもない。しかも太いし長いから、抜け毛が目立つ。カーペット愛用者のおうちに遊びにゆくたび、大変不評である。
 
だいたい年にいっぺんのイベント、縮毛嬌正をかけに美容室へ行ったきた。9時から15時までかかったぜ。後からはじめたふくちゃんのが、1時間早く終わってんの。しかもボディピアスのキャッチをなくしたー。
 
つるつるさらさら。人工的につやつやになったこの状態がずーっと続けばいいのにと、叶わないけど願ってしまう。のぞんでしまう。
 
髪なんか、すぐのびるのだ。とくに前髪。はさみでじゃきじゃき切らなければ、あっというまに目玉に入る。かゆくなるので困る。だから前髪は、無しかぱっつんにかぎる。
 
ということで、去年の画像ととっかえました。ブログの右側(携帯ユーザーのみなさんごめんなさい)の書き手写真です。

ことらが撮ってくれました、携帯で。ふくちゃんが横からいろいろ口を出してました。「口元は撮るな」とか。あ、だれだよ、いま読んで笑ったのは。失礼な。たらこくちびるはリップクリームの減りが早くてたいへんなのだよ。
 

来週からまた宿屋で働きます。今度は海っぷちです。関東方面。
 
そのしたくをさ、しなくちゃいけないのに「はじめの一歩」を全巻読破をもくろんでしまったので、こたつから動けない。いま44巻。鷹村さんの世界戦。おつぎは「H2」が待ってる。

おかげで今朝もこたつで目が覚めた。無理に寝返りを打とうとしたため、腰骨周辺のお肉がごりごり言っていたぜ。おまけに首を寝違えた。
 
夜はふとんで眠りましょう。

posted by 杜美 at 20:50| 宮城 ☀| おしらせ、する | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月04日

メトロナポリタン

image/sonohi-2006-02-04T08:11:47-1.jpg
 
↑おともだちのかんちゃんにもらってから、どっかでみつけると必ず買ってしまうドライマンゴー
 
 
休日の朝だというのに、おとんは遅起きもせず「おはようっ」とすがすがしく言うので、やっぱりあいさつってのは大事だなあと思った。
 
ふくちゃんはというと、毎週土曜日のおたのしみ「建物探訪」をみながら、出演者のおばさんがいちいち笑いすぎると文句をつけていたので、そうやっていちいちいちゃもんつけるのおやめよ、と口をはさんだらば、

「メトロポリタンみたいな顔して!!」
 
と反撃してきた。あいかわらず、わけのわからない母である。そういえば、ナポリタン最近たべてないなあ。口のまわりオレンジ色にしてさ。

(昨日ふくちゃんは「ロマンチックモード」と「Heven's hell」を、好き勝手にミックスして歌いながらごはんをつくってたわ。「あ・あ・あ・あいたいな〜」)
 

いまこれを打ってるのは自分のパソコンではないので、お気に入りフォルダを開けない。だからいつもみているサイトはそのつど検索してとぶ。とはいっても個人的な知り合いのと、作家さんや料理家の方のコラムと日記と、ひとめぐりしても片手の指で足りてしまう。

ネットの海のなかを泳ぎたい時期とそうでない時期の落差がはげしい。いまは、このそのひ帳が最果ての島みたいになってればいいなと思う。ゆきどまりでいい。

けいじばんも、さっぱりおへんじしないままで。しばらく忘れて放置してると、エロエロしい書き込みがあって、ちょっとおもしろい。なんだよ、リンダマンって。
 
きっと、わたしになにか言わんとすることがあるなら直接メールをくれるだろうし、この際けいじばんを閉めようかと思う。いままで書き込みしてくれたみなさん、どうもありがとうね。いつも思いつきではじめたりやめたりして、ごめんなさい。
 
そのひ帳はこれからも、ちまちまつづきます。
どこに行っても。
 
 
posted by 杜美 at 09:01| 宮城 ☀| おしらせ、する | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月02日

うさぎさんが走ったら

image/sonohi-2006-02-02T17:46:52-1.jpg
 
↑昨日は4人がかりで雪かきをしました
(ふく・みり・ひーちゃん・わたし)
 
音がたりなくて、全身が酸欠しそうである。
 
表現が大層おかしいのだけれどもしょうがない。この症状は月曜日から続いていて、肌がぐわぐわと暴れだしたいんだっつーの!と叫んでいるようだ。
 
ライブのあとはいつもこうだ。その場にいたことがうれしくて、その演奏がよきものであればそれだけ、しばらくのあいだはいてもたってもいられないのだった。まるで、雪やこんこのわんこみたいに。
 
BUMP OF CHICKEN「run rabbit run」tour幕張メッセ、がその原因。
 
出だしの「カルマ」「stage of the ground」で、まるごと持っていかれた。

この爆音を浴びるだけでもういい、ほかになんもいらないや。
めんこいうさぎのTシャツのSはきっとわたしには小さいからMにしてもらおうとか、はじまる瞬間までわたしは考えていたのだけれど。
もうそんなのいい。どうでもいい。この音さえあれば。
 
足もとから響くベースが、肌にぶちあたるギターが、骨に腹に入り込むドラムが。そしてあの声に、殴られてる気がした。

前回のライブから1年。それまでにわたしがしてきたことや、考えたことを、容赦なく責め立てられてるようだった。苦しくて、おなかを抱えて泣いた。音を浴びるのがうれしいけど、おなじくらい怖かった。身ぐるみ剥がされて、のた打ちまわるしかないのだった。
 
このひとたちなんなんだ。

バンプのライブにつれてってもらうたび、いつも悔しくてたまらない気持ちになる。
わたしのことなんも知らないくせに、なんでこんなに入り込んでくるんだ。隠しておきたいところまで、届けやがるんだ。おんなじ年に生まれたおにいちゃんたちに、なんでここまでしてやられるんだろう。
 
このままライブ終わるまで、ずっと泣きっぱなしなんてごめんだった。でも出るものは出るのだ。音が降ってきて身体に入り込み、わたしのなかのどろどろを引き連れて、目玉からなみだといっしょに流れ出る。このくりかえし。
 
四万十川流域には竹林が続いている。山のけものは神様の川に水を飲みに行くときに、その竹林を通って降りるんだって。竹は浄化の力があるから。けものにとって、それは禊であるのだと。
 
あの出だしの2曲は、わたしにとっての禊だったと思う。

おかげで次の曲からは、けろっとしてましたもの。すぐ前に立ってたにいちゃんの身体の動かし方(とくに手)がおかしいとか、そのまた向こうにいるおねえちゃんはリズム感がとてもいいとか、どうでもいいことに意識がとんでしまうくらいにな。
 
すべてが終わり観客が出口に向かいはじめてから、だれもいないステージにおじぎをした。藤くんがステージからいなくなるまえに、おじぎをしてたから。どうもありがとうを、返したかったんだ。とこちがそれを、見ていてくれてた。
 
ライブ前の待ちの時間、わたしはSINGER SONGER の「ロマンチックモード」を歌ってて。とこちが、「(なんでいま)あっちゃんなの?」と言うので、「東のあっちゃん、西のバンプなんだよね」とわたしは答えました。
 
そもそもそのむかし、わたしがCoccoのCDをいわきのふうちゃんに送ったお礼に、バンプのCDをお返しにもらったのがはじまりで。新曲出るたびとこちがMDを送ってくれて、ライブにつれてってくれるようになって。
 
あっちゃんが沖縄で「Heven'hsll」を歌うよと教えてくれたのも、今年に入ってすぐ、公式発表のまえに「2月にシングルが出るよ」と教えてくれたのもとこちで。
 
すきなものとの縁は、くるくると脈々と、みんなのまわりをつないでゆく。
 
2月22日に出るんでしょ、「音速パンチ」。
数年前のこの日に、あっちゃんの活動休止を知らせる葉書が届いたんだよなーと、まず思った。わたしはそれを実家の階段で読んだ。呆然として、部屋の床に座り込んだのだ。
いま、その部屋にはまんがだの本だのがところ狭しと放置されている。

そのなかからさっき持ってきた惣領冬実さんの「彼女がカフェにいる」をわたしは落っことし、水がなみなみと入ってたマグカップを倒した。3冊が犠牲になった。いまこたつで乾かしているところ。よれよれにならないと、いい。
 
つぎの派遣先がぼちぼち決まりかけてる。
音速パンチは、あたらしい場所で聴くことになりそうだ。

たのしみです。とっても。
 
 
posted by 杜美 at 19:09| 宮城 ☀| 歌、うたう・きく | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

包まれるもの


先週末は東京にいた。
 
いつも東京に行くときは、いろんなひとに会う。メールも便利、電話もいい。でも直接会って話したいから。

だけど今回はそうしなかった。したくなかったのだ、どうしても。
 
仲居しごとが明けたあとすぐ四国に行って、東京から帰ったらつぎの仕事までのあいだはどうしてもばたばたする。

余韻にひたっていたかったんだ。思い出して、ふりかえって、奥歯で噛んで噛んで、甘いか苦いかきちんと確かめたかった。あらゆることをいっこずつ。
 
 
金曜日の夜から透子んちに3泊させてもらって、話し語りしたり、ごはんたべたり、歌をうたったり、ひとりでぶらぶらしたり、した。
 
土曜日。

図書館で「きらきらひかる」の続編(10年後のおはなし)を読んだ。
駅前のドコモショップのおねえさんと、「車をバックさせるときに、助手席のシートに手を回す不必要性」について熱く熱く語り合う。
あんず村で「どんスパ・コンソメ味」とブルーベリーのビスケットケーキをいただきながら、葉書と手紙を書いた。
夜中には、高松の割烹でいただいたお豆腐茶漬けをまねしてみた。とこちをおんなじどんぶりで、ずずーっと。

日曜日。

朝、とこちのとなりで目が覚める。
四万十さっちゃんからのメールを読んで、すぐさま電話する。

看護士の資格持ってるくせにさっちゃんは病院嫌いなので、痛かろうがしんどかろうがお医者さんに行きやしねえ。しつこくしつこく病院行ってよと言いまくって、わたしはユースをあとにしたのだけれど、その後診察の結果があまり思わしくないという。

ひと通り話を聞いてから、「さっちゃん、だいじょうぶ?」ではなく、「としおさん、だいじょうぶ?」と尋ねてしまう。きっと、さっちゃん本人よりもとしおさんのほうがまいってるんじゃないかと思って。

案の上、ふたりで寿司をたべに行った話をきいて、げらげら笑う。読みが当たったのを、さっちゃんにほめられる。

電話を切ったあと、白いふとんにくるまるとこちの上に、でろーんとのしかかる。

夜からは、幕張であるライブに行くことになってる。
さっちゃんの話をきいたあとでも、たのしみの純度に変化はない。

わたし、薄情なのかなあ。と言ったらば、とこちはなんて答えてくれたんだっけ?

 
そのひ帳のなかでなんべんも書いてきたことだけど、わたしは毎日思ってる。
いつ死んでもいいようにだけ、できることはやっとこう。
したいことはしておこう。人のせいにするのはやめよう。
 
3年前四万十にいたころ、わたしは会いたいけど会いにいけないひとがいた。

あるときさっちゃんに「ひとつのことをきちんと完了しないと、つぎのことがはじめられないんだよ」と言われたんだ。ずーっとその言葉が内側に残っていて、宮城に帰って半年たってから、そのひとにようやく会えた。

たら、れば、のはなしはすきじゃないけど、四万十に行かなかったら、まず会うことはなかったと思う。呪いのようなせりふを投げつけたまんま、一生会わずにほったらかしてただろう。
 
生も死も、喜怒哀楽も、巡りめぐっている。
神様の川のほとりで得た知恵は、こうしていまもわたしを包み、支えてる。
 
 
すりごまスパをたんまりたべてから、電車に乗ってライブに行った。
夜も、ぐうぐう眠りながら電車に揺られて、とこちんちまで帰ってきた。
 
 
そんな週末だった。
 
 
posted by 杜美 at 10:40| 宮城 ☀| おでかけ、する | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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